将来の仕事
キャラクターデザイナー になりたい!
- キャラクターデザイナーは、クライアントの企画意図を考慮して、魅力的なキャラクターをゼロから作っていく仕事です。
- キャラクターデザイナーになるには、制作会社などに入って、キャラクターに関わる仕事をして経験を積むのが一般的です。
- 想像力や表現力が求められています。
どんな仕事?
大人気キャラクターの生みの親になろう!
いわゆる“ゆるキャラ”をはじめ、企業や団体、イベント、町興しなどのPR活動の一環として、いまやマスコットキャラクターは欠かせない存在です。こうしたマスコットキャラクターやゲームの登場人物を作成するのがキャラクターデザイナーの仕事です。キャラクターデザイナーは、クライアントの企画案をもとに、体型や服装、多様な表情やポーズなどのラフスケッチを作成。クライアントとの調整を重ねて細部まで決定していき、魅力的なキャラクターを作り上げていきます。
どうすればなれる?
制作会社に入社して、キャラクターに関わる仕事をしていく
ゲームやアニメ関係、または制作会社に入社して、キャラクターに関わる仕事をしていくのが、キャラクターデザイナーになる一般的な流れです。現場で経験を積み、フリーになって活躍の場を広げる人もいます。業務的にはイラストレーターと近い部分もありますが、キャラクターデザイナーは、何もない所からキャラクターを作り上げていくので、イラストレーター以上に柔軟な発想力と表現力が求められます。
どんな資格・スキルが必要?
魅力的なキャラクターが物語を生むことも
キャラクターデザイナーになるために必要な資格はありません。求められるスキルは、圧倒的な想像力と表現力です。キャラクター制作の基本となる描写力はもちろんのこと、シンボリックなアイコン、擬人化されたキャラクター、単純化、デフォルメされたイラストレーションなど、様々な表現法を学んでおくのがよいでしょう。例えば、ゲームのキャラクターデザインをする場合、基本は物語や設定を考慮してキャラクター作っていきます。しかし、実力のあるキャラクターデザイナーが担当する場合は、キャラクターを先に考えて、そこから物語の設定を考えていくパターンもあります。魅力的なキャラクターというのは、それほど貴重な存在ということです。
この仕事に向いている人
- イラストや絵を描くのに興味があり、デッサン力に自信がある人
- 様々な経験や作品に触れていて、想像力が豊かな人
- キャラクター商品が好きで、その魅力を他の人にも伝えたい人
キャラクターデザイナーになるために「日本デザイン福祉専門学校」で学ぶ
ゲームキャラクター演習
キャラクター設定と遊びの4大要素を使った過去のゲーム企画やキャラクター設定を探り、オリジナルの企画や物語の制作方法、キャラクターを世に出すための手法について学びます。
キャラクターデザイン
イラストやキャラクター制作の基本となる描写力を体系的に学び、具体的に描く作業を通して、基本となる描写力を身に付けます。
フィギュア製作は立体でキャラクターを表現すること。自ら課題に取り入れ挑戦。
イラストレーション演習(広告のイラストレーションと編集デザイン基礎)
広告制作の流れの中でどのようにイラストレーションが使われていくのか、広告媒体で展開するイラストレーションの制作と、編集、DTP オペレーションの基礎についてブックデザイン制作を通して学びます。
分野別総合実習
制作者の世界観をいかした新鮮な切り口とイメージ、表現スタイル、テーマへの打ち出し方を研究しながら、オリジナルイラストレーションへの表現、テクニックの習熟性を高めていきます。
技術は伝承するもの。先生が見本制作を行い、伝えていきます。