将来の仕事
挿絵画家

読者にイメージを伝えやすくする挿絵

挿絵とは、雑誌や新聞、あるいは小説などの書籍において、読者に理解を促すために入れるイラストのことで、「挿画(そうが)」とも呼ばれます。見開き全部を使ったダイナミックなものから、ページの片隅に使われる小さなイラストまで、さまざまなタイプの挿絵がありますが、あくまでも主役は小説や記事などの文章。その主役に花を添えるのが挿絵の役割です。

読み物のイメージを壊さないことが絶対条件

どんなに美しいイラストでも、読み物のイメージを損ねたり、かけ離れたりしていてはだめ。そのため、挿絵画家になるには画力はもちろんのこと、言葉や文章からイメージしたものを的確に表現し、読み物の世界観を伝える力を養うことが重要です。テクニックとしては、シンボリックなアイコンから擬人化されたキャラクター、コミック、単純化、デフォルメといった表現法や、カラーとモノクロによる作品表現のニュアンスの違いなども学んでおくといいでしょう。

挿絵は読者が店頭で小説を手に取る時の強力なツール

小説の挿絵の場合なら、ますは送られてきた小説をよく読むところから挿絵画家の仕事は始まります。誰よりも先に読めるのですから、小説好きにはたまらない仕事かもしれません。内容をしっかり把握したのちに、挿絵のアイデアスケッチを描き、クライアントの確認を得てから本制作に入ります。自分の描いたイラストが、読者の「読みたい」という気持ちを後押しする、やりがいの大きな仕事です。

《 挿絵画家の仕事 まとめ 》

  • 出版社の編集部から、仕事の依頼を受けたら、小説(あるいは記事)の内容、制作点数、スケジュール、報酬を確認
  • 送られてきた小説をよく読み、イメージを掴む
  • アイデアスケッチを必要な枚数描き、編集部の確認を得る
  • 本制作に入り、読み物の世界観を表した作品を描く

挿絵画家になるために「日本デザイン福祉専門学校」で学ぶ

グラフィックデザイン学科 イラストレーション専攻 イラストレーション演習IV(広告のイラストレーションと編集デザイン基礎)
広告制作の流れの中でどのようにイラストレーションが使われていくのか、広告媒体で展開するイラストレーションの制作と、編集、DTP オペレーションの基礎についてブックデザイン制作を通して学びます。

グラフィックデザイン学科 イラストレーション専攻 分野別総合実習I(シンボル・コミックイラスト)
シンボリックなアイコンから擬人化されたキャラクター、コミック、単純化、デフォルメされたイラストレーションの表現法を様々なグラフィックアイテム、メディアでの展開を考えながら実習制作していきます。

グラフィックデザイン学科 イラストレーション専攻 分野別総合実習III(オリジナルイラスト1)(テーマと表現)
制作者の世界観をいかした新鮮な切り口とイメージ、表現スタイル、テーマへの打ち出し方を研究しながら、オリジナルイラストレーションへの表現、テクニックの習熟性を高めていきます。

NDCの卒業生はこんな活躍をしています!

キッカケはSNSに投稿したイラストです。

イラストレーター まるやまひとみ

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劇場版「TIGER&BUNNY-The Rising」の美術監督で、話題の「山賊の娘ローニャ」の製作にも参加。

美術監督 大久保 錦一

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何でも知りたい。好奇心が「旅」の達人に。

イラストレーター Kuma*Kuma

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ニューヨークで個展を開催。悩みに悩んだ末に出てきたアイディアが線画です。

細密線画アーティスト TAKORASU(小出 誉幸)

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