将来の仕事
コミックイラストレーター(絵師)
たった一枚の絵で物語の世界観を表現する画力が必要

ビジュアルでの表現を極めたコミックイラストレーターは、“絵師”とも呼ばれます。ゲームやライトノベルの人気が高まるにつれ、こうしたコミックスタイルのイラストレーションの需要が多くなっているのが最近の傾向です。ライトノベルの表紙の場合、たった一枚のイラストでその世界観を説明できなくてはなりません。それだけに画力はもちろん、人の心を捉える魅力がある絵を描けるかどうかが問われます。
コミックイラストレーターになるためには

アクリル絵の具やコピックなどのアナログ画材だけではなく、Adobe Photoshop/Illustrator、ペイントツールSAI、CLIP STUDIOなどのデジタル画材の使い方、デッサン、色彩、印刷に関することまで、絵に関することは全て学びましょう。最近はデジタル中心の仕事も多いので、常にデジタル環境の最新知識を学ぶ姿勢が必要です。
コミックイラストレーターの働き方とは

企業に所属する場合もありますが、フリーランスで働くコミックイラストレーターも多くいます。その場合、企画や案件ごとに契約し、デザイナーや編集者と打ち合わせを重ねてイラストを描きあげます。最近ではpixivやTwitterなどを使って、自分の作品をネットで発信し、それをきっかけに仕事を得る人も増えています。
《 コミックイラストレーター(絵師)の仕事 まとめ 》
- クライアントやデザイナー、編集者から作品の世界観などをヒアリング
- 見る人のイマジネーションをかきたて物語の世界観を伝えられるようなイラストを描く
- 日頃から描きためた作品は、pixivやTwitterにアップ
- フリーランスの場合は営業や経理なども自分で行う
コミックイラストレーター(絵師)になるために「日本デザイン福祉専門学校」で学ぶ
- キャラクターデザイン学科 ゲームキャラクター専攻
- コミックアーツ学科
- グラフィックデザイン学科 イラストレーション専攻

キャラクターデザイン学科 ゲームキャラクター専攻
ゲームキャラクター演習 IX
遊びの4大要素を使った過去のゲーム企画やキャラクター設定を探り、オリジナルの企画や物語の制作方法、キャラクターを世に出すための手法について学びます。

グラフィックデザイン学科 イラストレーション専攻
分野別総合実習I(シンボル・コミックイラスト)
シンボリックなアイコンから擬人化されたキャラクター、コミック、単純化、デフォルメされたイラストレーションの表現法を様々なグラフィックアイテム、メディアでの展開を考えながら実習制作していきます。

コミックアーツ学科
造形基礎実習 VI(コミック描写2)
漫画や絵を描くための基本的ペンテクニック、質感表現、効果、スクリーントーンの技術などを学びます。また、白黒やグラデーション表現、構図の制作方法も習得します。
NDCの卒業生はこんな活躍をしています!
将来の仕事にはこんな職種があります
- 食品サンプルモデラー
- ホテルマン・ホテルウーマン
- 広告デザイナー
- エディトリアルデザイナー
- 漫画編集者
- 陶芸家
- 挿絵画家
- 工業デザイナー、 インダストリアルデザイナー
- 原型師(モデラー)
- 絵本作家
- コミックイラストレーター(絵師)
- 家具デザイナー
- プロダクトデザイナー
- ブックデザイナー
- コピーライター
- 漫画アシスタント
- UIデザイナー
- WEBデザイナー
- アクセサリーデザイナー
- アートディレクター
- イラストレーター
- ガラス作家
- キャラクターデザイナー
- グラフィックデザイナー
- パッケージデザイナー
- 少女漫画家
- 少年漫画家
- 漫画家、マンガ家
- 保育士
- ホテルコンシェルジュ
- イベント企画・映像ディレクター