将来の仕事
ホテルコンシェルジュ になりたい!
- ホテルコンシェルジュは、ホテルの価値を上げるほど大切な仕事。
- どんな要望にも応えられる一流のコンシェルジュになるには、さまざまな知識と経験が必要です。
- まずはホテルで働くことが、コンジェルジュになるための入り口です。
どんな仕事?
お客様のどんな要望にも、丁寧に対応していくホテルの顔
ホテルコンシェルジュの仕事は、ホテルに宿泊しているお客様のありとあらゆるリクエストに応える能力が必要とされ、まさにサービスのプロフェッショナルと言えます。飛行機や新幹線のチケットの手配や観光案内、ときには病院の手配といったことまで幅広く、国籍も年齢も利用目的も違う、100人のお客様がいれば100通りの要望に対して最大限の努力をし、お客様に満足してもらうことこそ、ホテルコンシェルジュの醍醐味とも言えるでしょう。
どうすればなれる?
ホテルに就職し接客の経験を積みながら、スキルを磨く
ホテルコンシェルジュには幅広い知識が求められます。同時に旅行や観光に関する専門知識、ホテルの業務に欠かせない接客対応のビジネスマナー、お客様や交通機関・宿泊施設の担当者とスムーズにコミュニケーションが行える力も求められます。そのため、ホテルコンシェルジュの仕事をするためには、大学や専門学校の観光学部や社会学部、商学部で観光学を学んでおくことをおすすめします。ホテルコンシェルジュになるためには、まずはホテルに就職し、フロント業務などで接客の経験を積んでスキルを磨き、コンシェルジュを目指します。
どんな資格・スキルが必要?
接客だけでなく、幅広い知識や人脈が要求される
一流のコンシェルジュは、ホテルの価値を高めるとまで言われています。「フランス語の通訳を大至急手配してほしい」「取引先の社長の奥さまへのプレゼントを2時間以内に用意して」「一流レストランの予約をお願い」といった、難易度の高いリクエストもあります。お客様のそうした要望に応えるには、さまざまな方面への人脈と豊富な知識が必要です。また、最近では海外のお客様から要望をヒアリングし、最適なプランを提案するための語学力や生活文化・食習慣への理解も求められます。その他、交通情報やホテル周辺の観光情報は最低限、身に付けておきたいものです。そして、ホテルマン・ホテルウーマンとしてのきめ細やかな気配りと笑顔も忘れてはいけません。
この仕事に向いている人
- お客様の満足のために、あらゆる努力をおしまない人
- 語学力を用いて、お客様の要望を聞き取り、対応できる人
- さまざまな知識を身に付け、それを接客の場で発揮したい人
ホテルコンシェルジュになるために「日本デザイン福祉専門学校」で学ぶ
ホテル観光学科 ホテルマネージメント
ホテル経営に必要な管理手法について、「企業理念」「ホテルコンセプト」「経営管理」「組織」「ホスピタリティ」「安全・安心」といった視点からマネジメントしていく考え方について学びます。
ホテル観光学科 コンシェルジュ総論
コンシェルジュとは、お客さまのあらゆるリクエストに対応する接客のプロフェッショナルです。
観光や交通の各種予約・確認などの手続きをはじめトラブルの解決など、ゲスト・リレーションズの実践について学びます。
ホテル観光学科 おもてなし論
心のこもったおもてなしができるホスピタリティ力を養うための科目です。喜びや感動を与えることで自身も喜ぶことができるホスピタリティの精神について学びます。