将来の仕事
UIデザイナー になりたい!
- UIデザイナーとは、パソコンの表示画面やアプリ、ゲームの画面など、ユーザーが直接触れる部分をデザインする仕事です。
- 専門学校などでデザインの基礎を学び、WEB制作会社に就職して経験を重ねるのが一般的です。
- ユーザー目線に立ち、粘り強く課題を解決できる力が必要です。
どんな仕事?
アプリなど、ユーザーが直接触れる部分をデザイン
パソコンの表示画面やアプリ、ゲームの画面など、ユーザーが直接使用する部分をUI(ユーザーインターフェイス)といいます。これを設計するのがUIデザイナー。デザイナー業界の中でも近年注目を集めている仕事です。たとえばスマートフォンの画面は、お年寄りから小さな子どもまで、誰でも使いやすいようにデザインが工夫されていますが、これはUIデザイナーが細部まで気を使って設計しているから。UIデザイン次第でハードウェアの使い心地は大きく変わるだけに、責任は重大です。
どうすればなれる?
デザインを学び、WEB制作会社でキャリアを重ねよう
まずは専門学校や美術大学などでデザインの基礎を学び、WEB制作会社に就職して経験を重ねるのが一般的です。キャリアアップすれば、ディレクターとして全体を指揮したり、独立してフリーランスのUIデザイナーとして活躍したりできる可能性もあります。
どんな資格・スキルが必要?
ユーザー目線で「使い心地」を考え抜く力
UIデザイナーになるために特別な資格は必要ありませんが、色彩や構成、グラフィックソフトなどのデザインスキルは大前提として必要です。ほかにも、デザイン対象に関わる高度な知識やエルゴノミクス、エンジニアリング、ビジネスなどを学ぶといいでしょう。洗練された美しいデザインも素敵ですが、UIデザインにおいて最も重要なのは使いやすさ。製品の目的や機能をしっかり把握し、どんな人がそれを使用するのか、どんなことに配慮すればより使いやすくなるのかなど、ユーザーの視点に立って何度も検証を重ね、デザインすることが求められます。
この仕事に向いている人
- 使い手(ユーザー)の目線で物事を考えられる人
- 何度も検証を重ねて問題点を見つけ出し、改善できる粘り強い人
- クライアントの要求を論理的に、デザインへと落とし込める人
UIデザイナーになるために「日本デザイン福祉専門学校」で学ぶ
造形基礎実習
形を造り出す基本的な諸要素「点、線、面」から「色、形、質感」の知識とその造形要素を視覚、構造、力学的に合目的に組織だて、統合的に融合させる様々な構成原理と平面構成の基礎トレーニングについて手作業を中心とした制作で学んでいきます。
造形基礎実習VI(アートワーク2)
表現技法で用いる様々な画材、用具を使い、イラスト、絵画、現代アートの表現方法や展開を学び、具象から抽象表現までの造詣を深め、コンピューターで再現されるマチエールやツール特性の本物に触れる経験を通じて、デザイン表現でのオリジナリティと創造的感性を広げていきます。
デザイン演習IV
「商空間、非生活空間」「遊びとゆとり」「生活とアート」をテーマに、イベント企画や商品企画を行い、雑貨デザイン、パッケージデザイン、ディスプレイデザインなどモノやコトのデザインを具体的な課題制作を通して行います。
特にグループによるプロジェクトを実施しその在り方を模索します。
プレゼンテーション論
ゲーム企画やコンセプト、設定内容を確実に「伝える」ためのスキルを身につける。
造形基礎実習 VI(コミック描写2)
漫画や絵を描くための基本的ペンテクニック、質感表現、効果、スクリーントーンの技術などを学びます。また、白黒やグラデーション表現、構図の制作方法も習得します。